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クッペが苦手な人は片足で立ちづらい?安定して立つための足裏と内もも強化法

バレエ 足裏 内もも

こんにちは。島田です。

片足の動作(パッセ、アラベスク、アチチュードなど)が苦手な人には共通点があります。それは、クッペが苦手だということ。クッペは足を低く上げないといけない分、バランスがシビアで軸足の安定度がないと保てないからです。もうちょっと具体的に言うと、足裏と内もも(内転筋)が使えてないと保てません

⬜︎クッペでグラグラする
⬜︎クッペで止められずパッセになっちゃう

もし↑に当てはまるなら、あなたは、足裏と内転筋が十分に意識できてないかもしれません。そこで、今回は、片足で安定して立つための内ももと足裏の強化法を紹介します。
 

足裏を使えるようにする方法①足裏なぞり

 
足裏の筋肉は4層になっています。そして、ほとんどの場合、このうちの1層、2層くらいまでしかケアできてません。この4層を使いやすくすることで足裏を使いやすくできます。それぞれの層に合わせてなぞり方があるのでみていきましょう。
バレエ 足裏

(1)第1層:V字
親指と小指の先から、それぞれ踵(かかと)に向けてなぞります。

(2)第2層:5本線
それぞれの指(足の5本の指)からかかとに向けてなぞります。(3)第3層:7の形
1.小指から親指にかけてなぞる
2.親指から斜め下になぞる

(4)第4層:土踏まずから踵
土踏まずの部分をかかとに向けてなぞります。文字だとわかりづらいので、絵見てください。

「こんなに覚えられない!」というワガママなあなたは『とりあえず、かかとに向けてなぞる』だけでも効果的です。
 

足裏を使えるようにする方法②足裏でタオルギャザー

 
足を鍛える運動で、タオルギャザー(タオルを足でつかむ運動)があります。今までやったことなかった人はまずここからやってみてください。もうやった事あるよという人は、ワンランク上の方法を紹介します。

このタオルギャザーを足裏のみでやる

ということです。ポワント履くときにドゥミする部分を使ってタオルをつかみます。
床に吸い付く足裏を作れるこの方法ですが…コレ、めっちゃ大変です^^;足がつりそうな場合は普通のタオルギャザーで足を十分鍛えてからやってください。
 

前もも使わずに内転筋を意識する方法

 
内転筋は足を閉じるときに使いますが、足を伸ばして閉じると、どうしても前モモも一緒に使っちゃいます。そこで、内もも(内転筋)だけを意識する方法を使います。それは…

膝をつけて座る

これだけです。当たり前すぎて拍子抜けかもしれません。でも、やってみてください。恐ろしいほどキープできないはずです( ̄∀ ̄;)
そして、こういうシンプルな方法の効果は抜群です。膝をつけて座るのが簡単にキープできるようになれば、軸足の安定度はかなり上がってるはず。
 

まずは内転筋と足裏を意識しよう

 
まずは内もも(内転筋)がきちんと意識できてるか、足裏がきちんと床を押してるか意識してみてください。クッペができると当然ながらパッセやアラベスクも上手くなります。軸足が安定しますから。
やり方は簡単です。
①膝をつけて座る。
②足裏をなぞる。タオルギャザーを足裏だけでやる。

これだけ。片足の動作が苦手な人にはオススメですよ^^

足の付け根が痛いのを楽にする