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バレエストレッチで縦スプリッツができない意外な原因

バレエストレッチ 縦スプリッツ

こんにちは。島田です。

「縦スプリッツが全然つかない…なんでこんなに硬いの(×_×;」って思ったことありませんか?
スプリッツしようとしてもAの字にしかならない…
前足のハムも、後ろ足の付け根もガチガチ…

「毎日ハムストリングスのストレッチしてるのに、なんで伸びないんだ!」ってイラッとしたこともあると思います。

でも、これ実は意外な原因があったります。

ハムストリングスが硬くて前足が伸びないこと…ではありません。
足の付け根が硬くて後ろに開かないこと…でもありません。

その意外な原因は…首。
 

首コリがひどい人は縦スプリッツしづらい?

 
このタイプの人は「顔(首)が前にでてる!」「出っ尻になってる」「背中っ!」ってアドバイスされることが多いと思います。
バレエ スプリッツ
首の根元や背中がこると、

→頭を支えられないので顔が前に出ます
→首が前に行った分重心が前のめりになるので出っ尻にして重心を修正します

つまり重心が上は前に行って、腰や股関節では後ろにいってしまいます。このズレた重心のまま股関節を開くと危ないので、体を傷つけないように、筋肉が防御反応を起こして関節を固めます。なので、スプリッツできないんですね。

ちなみに、これは股関節が柔らかくて180度開脚できるような人でも起こります。
 

あなたの首は大丈夫?簡単にできるチェック法

 
⬜︎壁に背中とかかとをつけて立ったときに、後頭部を壁につけるのがしんどい
⬜︎首をまっすぐにして立とうとすると顔が上向いちゃう
⬜︎骨盤立てるより出っ尻のが楽

いくつありましたか?もし3つともあるなら、ハムストリングスのストレッチするより前に、首や背中をストレッチした方が早くスプリッツできますよ^^;
 

縦スプリッツを下までつけたいならまず首の問題をとりましょう

 
首をまっすぐできないと、重心がズレて危ないので股関節が安心して開けません。これが硬くてスプリッツできない原因です。この場合、いくらハムストリングスをゆるめても、足の付け根のゴリゴリをとっても、結局力がはいっちゃうので股関節は開きません。

まずは、背中の硬さやコリ、首の付け根のつっぱりをとることで首をまっすぐにできるようにしましょう。そこからハムストリングスや股関節周りをストレッチすると開きやすくなってスプリッツができるようになってきますよ^^

島田