外側の捻挫に効く3つのルート

バレエで捻挫がなかなか治らないときのアプローチ|滞りをとる鍼治療

当院のバレエ治療で一番多い悩みは足首の問題です。特に多いのは「ねんざ」。

急性捻挫の応急処置はまずRICE(▶以前書いた記事で紹介しています)です。でも、きちんと処置をしたのに、2週間3週間たってもなかなか腫れがひかない場合もありますよね。

そんなとき、鍼治療では滞っている流れを整えることで解決します。(※レントゲンで骨に異常がないことが前提です)
今回はなかなか治らない捻挫に対するアプローチを紹介。
 

バレエの慢性ねんざと鍼治療

この方法のメリットは、足首の動きの変化がその場で確認できることです。
なぜ、そんなことができるのか?

その理由は患部から離れたツボを使って治療ができるから。
足首には直接鍼をしないで、離れたツボに鍼をして足を自由に動かしてもらいます。そこで引っかかる部分に対して治療する位置を微調整できるので、どこまで効いているかがわかるんです。
なぜ、離れた場所を治療することで痛みがとれるのか?それは経絡(けいらく)というエネルギーの通り道が関係しています。

鍼治療では経絡(エネルギーの通り道、ルート)やツボ(治療点)を使って、滞りをとって体をアンバランスを整えることで症状をとっていきます。ルートごとに特徴があるので、そのルートがどこに効くのかを利用して離れたツボでも治療ができるんです。
 

外側のねんざで使う3つのルート

例えば、外側の捻挫で使うルートは3つあります↓↓
外側の捻挫に効く3つのルート
1.体の前側をつなぐルート
足の人差し指のルートは、体の前側をつないでいます。(前側の膝・股関節、腹筋、鎖骨、首(胸鎖乳突筋)、顎、頭とつながっている)
足首の前側に問題がある時はこのつながりをうまく整えてあげると動きがスムーズになります。

2.体の横側(外側)をつなぐルート
足の薬指のルートは、体の横側をつないでいます。(膝・太ももの外側、股関節、肋骨、肩、首、耳、こめかみとつながている)
足首の外側に問題がある時はこのつながりを整えます。

3.体の後ろ側をつなぐルート
足の小指のルートは、体の後ろ側をつないでいます。(ふくらはぎ、膝裏、ハムストリングス、腰、背中、首、後頭部、目とつながっている)
足首の後ろ側に問題がある時はこのつながりを整えます。
逆に腰や首の治療でここのツボを使うこともあります↓
バレエ 針治療

レントゲンには異常がないのに2週間経ってもねんざの腫れがひかない、痛いときは流れが滞っているのが原因かもしれません。その滞りをとる手段としては鍼治療もお勧めです。なかなか捻挫治らないな〜と思ったときはどうぞ^^

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