バレエ 肩下げ

バレエで肩が上がる。肩下げできない理由


こんにちは。島田です。

「バレエで肩を下げるにはどうしたらいいですか?」

これは、当院に施術を受けにくる人はもちろん、私と同じ治療家でバレリーナの動きに慣れていないという人からもよくよく聞かれます。もしかしたらあなたも同じ悩みを持ってるかもしれませんね。

なので今日は、あなたの肩が下がらない原因についてお話しようと思います。

なぜ、一生懸命下げようとしてるのに肩が上がっちゃうんでしょう?理由は大きく2つあります。

1つ目の理由は、単純に肩を下げるの意味がズレてることです。

2つ目の理由は、前鋸筋と菱形筋のバランスが崩れていることです。肩甲骨が正しい位置に来れないために肩関節にスペースができなくて腕がいい位置に持ってこれないんですね。

では、まず1つ目の理由について、

1)肩を下げるの意味がズレてる

実は、「肩を引き下げなさい」というアドバイスが違って捉えられているケースがあります。本当に肩(肩関節)を下げようとしちゃうんですね。これだと逆に上がってしまいます。肩を下げる場所はもっと内側です。

肩を引き下げる=肩甲帯(肩甲骨周り)の背骨よりを下げる

イメージでいうと、首と背中を背骨に沿って引き下げる感じ
『肩そのものを下げようとすると、頑張るほど肩が上がる』という困ったことになります。
 
次に2つ目の理由について、

2)前鋸筋(ぜんきょきん)と菱形筋(りょうけいきん)のバランスが崩れてる

 
バレエで肩が上がる理由。前鋸筋と菱形筋のアンバランス
 
前鋸筋って?
肩甲骨と肋骨にはさまれている筋肉です。目立たなくてサブなイメージですが、腕を上に挙げて使いたい時は、ほぼ主役級の働きをします。

肩甲骨を肋骨に沿って上・外・前に動かす

肩関節を動かすスペースができる

腕が前・横・上に動かしやすい

菱形筋って?
肩甲骨と背骨をつなぐ筋肉です。これは肩こりの原因となる筋肉でもあるので、なじみ深い人も多いんじゃないかと思います。

前鋸筋と逆の動きをして、腕を後ろに動かしやすくしてくれます。
 
 
この2つの筋肉は、肩甲骨をサンドイッチする形で挟んでいます。バランスとれていると、肩甲骨の位置が正しい所にきます。バランスが悪いと、肩甲骨が引っかかって腕を自由に使える分が減ります。

肩甲骨が引っかかった状態で腕を使うと、いきたいポジションに腕をもっていけないので、肩(僧帽筋)がこわばって持ち上がります。それで肩が上がっちゃうんですね。

これを防ぐためにどうするか?
 

肩を下げるために意識する2つのこと

 

(1)首と背中の上を、背骨に沿って引き下げるようにする。
(2)脇の下から腕を使えるようにする。

前鋸筋は脇の下にあります。脇の下を使って手を前に出すイメージからスタートしてみてください。脇の下から腕が使えるようになってくると肩が下げやすくなりますよ^^
 
バレエ 肩を下げたい