軸について

軸について、鍼でアプローチできることを書いています。

背中の硬さをとって引き上げるコツ

こんにちは。島田です。

「背中が硬い…」
「引き上げがしにくい…」
って思ったことありませんか?

コレ、いろんな方みてて、レッスンのある動きが原因でなってることが多いんです。

実は、ちょっとした違いでけっこうな違いが起きてるんですね。
今回は背中の硬さをとりつつ、引き上げしやすくするちょっとしたコツについてお話します。
 
 

バレエで背中の硬さをとって引き上げるちょっとしたコツ


 
 

背中が硬くて引きあがらない理由の1つはコレ

 
 
カンブレするときに手を見てない
 
 
バレエのレッスンでは、カンブレという動きをします。
これで体幹を動かして、柔軟性をつけていくんですね。

このとき、「手を見て!」と言われることがあるはずです。
そして、「はーい。見てますよ〜」って思いますよね?

ここが日本語のワナで、背中が硬い人の多くは目線を外すのが早いんです。
すると、顔と首が先に動きます。

そうなると、肝心の背中は動きません
動かしたい背中の部分が硬いと肋骨も動きにくいので、横隔膜で腹圧を上げることができません。
なので、引き上げもしにくいということになります。

背中の硬さをとって引き上げるコツ.004
 
 

背中をとって引き上げするときの解決策

 
 
「じゃ、どうすればいいの?」ということなんですが、原因は顔が先に動いちゃうことなので…

カンブレするときに手を見続けながら動く

と背中(体側)まで動いて伸ばすことができます。

背中の硬さをとって引き上げるコツ.006
 
 

手を見続けるとココが動く

 
 
骨の動きでみると…、手を見続けながら動く分、背中を動かすことができます。
今まで動かしてなかったところが動かせるので、当然、柔軟性も上がります。

さらに、肋骨もきちんと動くので横隔膜も動きやすくなって、引き上げがしやすいんですね。
 
 
背中の硬さをとって引き上げるコツ.007
 
 

NGな伸び方

 
 
うまくいってないときは、腰やお尻が中心に伸びます。
この時はストレッチできてるつもりで実は背中にはまったく効いてません^^;

背中の硬さをとって引き上げるコツ.008
 
 

まとめ

 
 
背中の硬さや引き上げのしにくい原因の1つは、カンブレで手を見る時間が短くて、背中より先に顔や首が動いてしまうことでした。

バレエのレッスンでカンブレって必ずあるはずです。(じゃないと足上げとかできないからね…)

ここで、背中を伸ばせるか、伸ばせないかでその後のレッスンの質がずいぶん変わります。
もし、背中の硬さに悩んでるなら、手を見て動いてみてください^^
 
 
 
 
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ポアント 足首 グラグラ

ポアントで立つと足首がぐらぐらする理由

こんにちは。島田です。

先日、あるダンサーさんの治療をしたときの話。

「バレエシューズで立つときはまだ良いんだけど、ポアントで立つと足首がグラグラする…。」

とのこと。

ご本人は足首が弱いんじゃないかって思っていたんですが、足首は十分強くてむしろ使いすぎなくらいでした。
そこで、5番でアンオーしたままストレッチしてもらって、ポアントで立つときにあることを注意してもらったところ、足首がぐらつかなくなりました。

ポアントでグラグラしたのは足首が弱いせいではありません。
原因は別にありました。
 

足首グラグラの原因は…

 
彼女のケースで足首がぐらぐらした原因は2つ。
 
 
1.背中の伸びが足りないこと(引き上げ不足)。
2.目線が下にいくクセがあること。
 
 
ポアントで立つときは、骨盤を立てることで足をまっすぐ伸ばして床を押す必要があります。
そのとき、背中を伸ばして引き上げないと仙骨が寝てしまって膝が伸びません。
膝から下で一生懸命に床を押すと、ふくらはぎが緊張します。
これだと疲労も溜まりやすいので、長く踊るとつらくなります。

2の目線については、以前、グラグラ防止法でお話しました(バレエのグラグラ防止法〜中級編〜)。
目線が下にいくことで重心が不安定になってグラグラするんですね。
バレエ 目線

ポアントで立つときは、背中を伸ばしながら引き上げることで床を押すようにして立つと安定しやすくなります。
足首を強くするのは、ここをクリアしてからの方が効果的です。
 

それでも足が気になるなら…

 
『足で立つな』と言われて背中伸ばして床を押して立てるなら、もうとっくにやってますよね?^^;
理屈はわかっても、慣れないうちはやっぱり足で立ってしまうものです。

そこで、裏技をひとつ。
この3カ所をグッグッと押してください。
これで立ちやすくなるはずです。
バレエ 足首 弱い
やってみると不思議な感じしますよね。
これは反射を使って、足裏を使いやすくしています。
足裏で立つときに使わないといけない部分を、意識させてるんですね。

人差し指の周りを押すのは、体重の抜ける位置を意識させるため。
かかとの前を押すのは足底腱膜(そくていけんまく)を意識させるためです。

どうしても足から立ってしまう場合のサポートに使ってください。
最終的に引き上げながら立てればいいんですから。
 
 

PS.
弱い部分が気になると、
「足首がもともと弱い…」
「骨格が…」
と思いがちですが、(実際そういう注意をされるところもあるようですが…)ほぼほぼ違います。
実は自分の体を活かしきれてないだけのことが多いです。
 
 
ポアント 足首

バレエで脇を上げて肩を下ろすなら…

バレエ 脇 肩下げ
ご覧のように、当院ではバーに傘がぶら下がっています。
「忘れ物ですか?」
ってよく言われますが違います^^;

この傘の謎については、読み進めていくうちにわかります。
ということで、

こんにちは。島田です。
 
 
バレエ教室では、バーレッスンでも、フロアでもよく聞く注意があります。
それは「もっと脇を使って!」「二の腕を張って!」です。
 
 
こう言われると、脇や腕をなんとかしようと思いますよね?
でも、ここで脇をなんとかしようとしても、肩に力が入って肩が上がるだけです。
ある部分を使うと、結果的に脇や肘、二の腕は使えるようになります。

実は、冒頭の傘がそのヒントになります。
使い方はシンプル。
 

傘を杖にして立ってみる

 
傘は斜め前に持つとよりいいです。
傘を杖にしながら、傘と両足の3点で立つようにします。
傘には寄りかからないようにしてください。

すると、傘を持ってる方の脇に力はいる感じがあります。
そう。
実はコレ、バーの正しい持ち方に近いんです。

バーでこの持ち方をすると、
脇が引きあがって、肩が下がります。
ついでに肘から二の腕もきちんと張ります。

この状態でプリエやルルベをやると、引きあがってる分、体が軽く使えるのがわかるはずです。

これ、どこを使っているかというと、手のかかとです。
 

手のかかとで押す → 脇が使える

 
手のかかとの連動
手のかかと、坐骨、足のかかとは連動しています
手のかかとを使って押すことで、床を押しやすくなります。
すると、骨盤が立って肩甲骨が安定するので脇が使えるようになります。
 
…まぁ、こんな難しい連動知らなくても大丈夫です^^;
傘を杖代わりにして立つようにするだけで脇は意識しやすくなります

この傘の持ち方に慣れたところで、バーで同じ持ち方をできるようにしていきます。

バーレッスンでこの持ち方ができるようになってきたら、あとはこれをエアーでもできるようにするだけです。
アームスのときも、同じように手のかかとを押すように(でも動かさないでね)すると、腕が張って脇に力が入ります。

アンバーにしても、
アンナバンにしても、
アラスゴンドに開いても、
アンオーに上げても、
手のかかとでエアーが押せるのが理想です。
 

脇を使いたいなら意識するのは手です

 
この使い方、先生クラスは自然とできてるので、できると思ってあまり伝えてくれません^^;

どうしても目に見える『脇』や『肩』、『肘』に注意されてるように感じますが、つきつめると全部コレです。

脇を引き上げて肩を下げたいなら、手のかかと使って押す習慣をつけてください^^
 
 
PS.

慣れてきたら、傘2本を斜め前に持ってプリエしてみると、家でもバーレッスンができて軸を鍛えることができますよ。(床を傷つけないようにタオルひいてくださいね^^;)
 
 
PPS.
ちなみに、デスクワークや仕事の後は肩甲骨が外にズレて肩が前になりがち。
この状態では股関節が開きません。

ここで無理するとケガしやすくて危ないので、こまめにリセットして溜めないようにしてください。

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