痛みや硬さをとってバレエを踊りやすくするには

こんにちは。島田です。

あなたは、バレエを習っていてこんな経験ありませんか?
 
 
・レッスンは好きだけど、無理して付け根や膝・足首が痛くなる…
・ストレッチするときに、他の人と比べて体が硬すぎる…
・やりたいポーズが上手くいかない…
 
などなど、人によって気になる部分はいろいろあると思います。

特に大人からバレエを始めた方で共通するのは、痛みや硬さ(やりづらさ)です。

今回は、この硬さや痛みをとって、1mmでも上手く踊るためのヒントをお話します。

 

踊っていて痛みや硬さをつくってしまう2つの原因

 
 
痛みや硬さを作ってしまうのには、大きく分けて2つの原因があります。
 
 

1.練習やり過ぎ

 
 
ジュニアでは休みなく毎日4時間やる子もいます。
大人からバレエを始めた方でも、「働きながら週5回はレッスンに行っています」というツワモノもいます。
自宅でケアをしているとはいえ、バレエ以外の活動もあります。

そうなると、かなり疲労が溜まってるなかでのレッスンになるので、例えばこんなことになったりします。
 
 
・使いたい位置で使えず余計なところ(前もも・ふくらはぎ・アキレス腱)に負担がかかる
・履き替えの時間がとれなくて、トゥシューズが広がってしまったままフロアで通して踊って足を痛める
 
 
などなど、自分の回復量を超えてレッスンを受けていることで、フォームが崩れたり、痛めたりする原因になります。まぁこれはもうご存知ですよね^^;

問題なのはもう1つの方です。
 
 

2.使い方・使っている位置がズレる

 
 
もしあなたが同じところを痛めたり、ストレッチしていても硬さが取れないなら…、実際に使いたいところと、自分がイメージして使っているところがズレているかもしれません。

これだと、頑張るほど自分がやりたいことからは遠ざかる感じになります^^;
どんなケースがあるか、よくあるものをピックアップすると…、
 
 

事例1)5番を無理やり足首で開いてO脚や膝を痛める

 
 
バレエを踊っていたら『5番ポジションを綺麗にいれたい』と思うこともあるはず。

足首が柔らかいと、お尻を揺すって、膝を曲げながら入れれば、かかととつま先をつけるのはできるので、『なんちゃって5番』に入ることはできると思います。

でも、これやると、膝のケガやO脚の原因になってしまうんですね。
実は、この方法では体が支えられないので、防御反応が起きて股関節はイン(内側)になってしまいます。

ましてや動きのなかで5番にいれることはできません^^;
 
 

事例2)肩を下げる位置がズレて足が重い

 
 
バレエ教室では、「肩を下げて!」というアドバイスがよくされます。

コレ、見た目だけの問題ではなくて…、こうすることで、足が使いやすくなって上げやすくなるからでもあるんです。

なので、下げる位置がズレてると、腕は下がっても、本来やりたかった足のコントロールができずにかえって苦しくなってしまうんですね。
特別講座『肩と背中を整える』.011
 
 

事例3)アラベスクで足を上げるときに、股関節だけで上げて腰が痛い

 
 
アラベスクするときに、足を上げると腰が痛くなった経験はありませんか?

実は、股関節だけで上がる角度は解剖学的に15度しかありません。
ここだで足を上げようとすると、腰や太ももの裏を痛める原因になります。

もちろん、パンシェはできません^^;シャチホコになります。

アラベスクで足が上がらず腰が痛い原因と対策.008
 
 

痛みや硬さをとって1mmでも上手く踊るには…

 
 
では、痛みや硬さをとって1mmでも上手く踊るにはどうすればいいか?
もしあなたが大人からバレエを始めたなら、次の3ステップでやっていくのがオススメです。
 
 

ステップ①どこを使うと楽にできるかチェック知ることで、無理をかける部分を減らす

 
 
本来使う部分が使えていれば、意外と軽かったり楽なことに気づきます。

例えば、アラベスクでも、
・背中(胸椎の回旋)を使って骨盤がズレないようにして足を上げる
・手を使って背中から足を上げるのをサポート
することで、お尻や腰に負担をかけずに足を上げやすくできます。

やりたい動きに対して使うポイントを知ることで、無理をして踊る部分を減らせるんですね。
 
 

ステップ②そこが使いやすくなるように整える

 
 
使うポイントがわかったら、次はそこが使いやすいように整えます。

バレエで習う動き・アドバイスされる動かし方にはすべて意味があるので、そこを組み合わせることで可動域も上がってパフォーマンスも上がるんですね。
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骨盤のズレを修正して骨盤を立たせたり、背中の硬さをとったり、膝裏を伸ばす…などなど、体を整えることで動かせる範囲は増やせます。

これは、バレエに詳しい方に整えてもらうのでも良いし、自分でできるところからやってみるのも良いです。
 
 

ステップ③レッスン前に体を整えて、意識せずにコントロールできる部分を増やしてからスタートする

 
 
実は、バレエのパフォーマンスを上げるということでいうと、整えるだけでは足りません。

教室で、いろいろな部分の感覚についてアドバイスをいただくことがあると思います。
アドバイスされた部分を修正することで、2回目に通すときにもっとよく踊れるようにするためです。

でも、あっちこっち意識しながら、いざセンターで踊ろうとすると動きが固まってしまう…なんてことありませんか?

これは、意識して動かそうとすることで動きがぎこちなくなって、音に合わせられないからです。

実は、バレリーナはこれだけたくさんのことを無意識でコントロールしながら踊っています。(書ききれませんが、本当はもっと多いです)

バレエで無意識に意識しているところ

これらを意識せずにコントロールできることで踊りのパフォーマンスが上がる

意識しないといけない部分を無意識にコントロールするのは、ぶっちゃけ大変です^^;

なので、これを踊る前や、普段の生活からとりいれるところからスタートするのがオススメです。そうすることで、意識しないといけないところを勝手に使える自分にだんだんなっていきます。

体を整えて、コントロールできる部分が増えるほど、レッスンの質が上がります。

また、バレエで使う体の動きは、日常生活のクォリティを上げるのにも使えます。

一度整えて体にインプットしておけば、しばらく無意識でバレエの体型にあった使い方をするようになるので、アレコレ考えながらやることもありません。
これを続けていくうちに、体のラインも綺麗になっていくんですね。
 
 

微差の積み重ね=大差

 
 
もしあなたが「一生懸命に練習してるはずなのに、どうも…ね」と思っているなら、この3ステップで修正していってみてください。

最初はその変化に気づけないかもしれませんが、着実に進んでいけます。
痛みや硬さが前より減ってきたころには、動きそのものが前と違っているので、先生を含め、周りはあなたの変化に気づきますよ^^

 
 
 
 
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