バレエ ハムストリングス 硬い

ハムストリングスが硬い3つの原因

こんにちは。島田です。

バレエであったりダンスなどで踊っていると、「ハムストリングス(もも裏)が硬いな」と思うことがありませんか?

ハムストリングスの筋肉自体が疲れて硬い、ということもあるのですが、他の部分をかばって硬いということもあります。

今回はハムストリングスが硬くなる原因つに分けてお話します。



体の柔らかい人が前屈するとき

ハムストリングスが硬い3つの原因

ハムストリングスが硬くなる原因を近い順からみていくと…、次の3つのパーツに分けることができます。

ハムストリングスが硬い3つの原因.011

原因1:骨盤のズレ
原因2:体幹弱くて肋骨が開く、背中が硬い
原因3:首〜肩が硬い、顔が先に動く
 
 
このように3つのパーツのどこかに問題があると、体勢を崩さないために、かばってハムストリングスが硬くなります。

では、どんな感じで硬さを作るのか、1つずつ掘り下げていきますね。
 
 

原因1:骨盤のズレ(タックイン・出っ尻)

ハムストリングスが硬い3つの原因.012

1つ目は骨盤のズレ。
今回お話する3つのなかで、一番影響が強いです。

理由は、ハムストリングスは骨盤(坐骨・ざこつ)から膝裏までいくので、くっつく片側の骨盤に問題があれば、モロにそのあおりを受けるから。

具体的にどうなるか?というと…

例えば、骨盤がタックインすると、

・坐骨が下に下がる
・膝は前に押し出されて曲がる

ようになります。

なので、間にあるハムストリングスは、縮みやすくなって伸ばすと硬い感じになるんですね。

ハムストリングスが硬い3つの原因.017

逆に出っ尻のようになると…

・坐骨は上(後ろ)に引っ張られる
・膝の上は後ろに行くので伸びそうな感じですが、すねが前に押し出されるので、結局、膝は曲がる

ようになります。

すると、今度はハムストリングスでも膝裏(ひざうら)に近いあたりが伸びにくいということになるんです。

ハムストリングスが硬い3つの原因.023

こんな感じで骨盤のズレがあると、ハムストリングスがそこをかばって硬くなっちゃうんですね。

ハムストリングスが硬い3つの原因.025

で、これらの骨盤のズレをつくる原因になりやすいのが…
 

体幹です。

原因2:体幹弱くて肋骨開く・背中が硬い

ハムストリングスが硬い3つの原因.035

 
 
体幹が弱くてグラグラしたり、背中が硬い状態だとどうなるかというと、こんなイメージのゆがみが起きます。

・肋骨(あばら)が開いて、骨盤が下がる
・股関節はイン(内側)に入りやすくなる
・反対側の骨盤は前に押し出される

という感じになって、図でいうと、右側は出っ尻タイプで、左側はタックインタイプでそれぞれハムストリングスが硬くなります。

そして、この背中のコントロールをするのが首〜肩です。
 
 

原因3:首〜肩が硬い、顔が先に動く

 
 
首がグラグラ動く、踊っていて顔から突っ込む…など、表現はいろいろありますが、顔から先に動いてしまうと、首や肩(腕のつけね)が動きます。

すると、背中は体勢が崩れないようにかばって固まるため、背中が動かず硬くなってきます。

そして、原因2のような状態になってハムストリングスが硬くなっていくんですね。

ハムストリングスが硬い3つの原因.042

まとめ 

さて、いかがだったでしょうか?

ハムストリングスが硬い、というとき、確かに筋肉自体が硬い場合もあるのでそこをほぐせば大丈夫なケースもあります。

でも、なかなか硬さがとれないときは、今回お話したようにどこかをかばってなっていることがあるんですね。今回はその原因を大きく3つに分けてお話しました。

原因1:骨盤のズレ
原因2:体幹弱くて肋骨が開く、背中が硬い
原因3:首〜肩が硬い、顔が先に動く

このようにパーツに分けると、自分はどの辺が原因でハムストリングスが硬くなってるのか、アプローチするヒントになると思いますので、ぜひ明日からのレッスンに活かしてもらえれば嬉しいです^^
 


もしハムストリングスが硬くて困るシーンが前屈するときなら、そもそも前屈をしやすくする方が近道です。

体の柔らかい人が前屈するときやってること

バレエ グランバットマン 足が上がらない

症例:グランバットマンで足が上がらない意外な理由

こんにちは。島田です。
 
 
グランバットマンで足が上がらないときに
・ハムストリングスや坐骨のつまり、
・膝裏がピンと張った感じ
が気になるからハムストリングスのストレッチを一生懸命やりませんか?

実はハムストリングス以外の原因で足が上がらないケースもあるんです。

今回は普段意識しない部分が影響していました。

続きです↓

 

PS.
今回は意外な理由でしたけど、正当な理由で足が上がらないケースがほとんどです。
その場合はもう少しステップ分けが必要なので、また次の機会に^^

バレエ 股関節

ハムストリングスが硬い意外な原因とゆるめ方

こんにちは。島田です。

バレエを踊っていて、もも裏の筋肉(ハムストリングス)が硬くて困るなと思ったことありませんか?

例えば、
「バーに足をかけてストレッチするときに、ハムストリングスが硬くて皆みたいに体が折れない…」
「一生懸命にストレッチしてもハムストリングスがゆるまない…」

など、ハムストリングスが硬いと、足を前に上げるときに引っかかったり、脚を伸ばすときに膝が曲がってしまいます。また、柔軟するときに、開脚でも前屈でももも裏や坐骨が引っかかって十分なストレッチができません。

ハムストリングスが硬くなるには原因がいろいろあります(参照:ハムストリングスが硬い3つの原因)。 でも、なかには意外な場所が原因でハムストリングスが硬くなることもあるんですね。

そこで、今回はハムストリングスが硬くなる隠れた原因になるポイントと、そのゆるめ方についてお話します。


柔らかい人が前屈でやってること

ハムストリングが硬い
隠れた原因は足首の外側


ハムストリングスが硬くなる隠れた原因は、足首の外側、外くるぶしの下です。

疲労が溜まったり、足首をひねって、この辺りの組織(皮膚や靭帯など)が硬くなったりゆるんだりすると、外側体重になります。そのまま使い続けることで…

・アライメント(身体が動きやすい位置に筋肉や骨、関節がある状態)がズレる
・外くるぶしの皮膚が引っ張られることで、つながっている筋膜が引っ張られて伸びにくくなる

などが起こって、ハムストリングスの硬さにつながります。

この場合、ハムストリングス自体は正常なので、もも裏の筋肉をストレッチでゆるめようとしてもあまり効果的ではありません。

ハムストリングス 硬い 意外な原因

外くるぶしの下に疲労が溜まって足首の動きが悪くなった結果として、その防御反応でハムストリングスが硬くなっています。なので、ハムストリングスの筋肉自体はゆるんでも、使うときになると足首が危ないのでガッチリ固まっちゃうんですね。ゆるめるとむしろかえって硬くなります(~_~;


ハムストリングスと足首の対応ポイント

ツボ ハムストリングス

では、外くるぶしのポイントは、ハムストリングスのどのあたりと対応しているんでしょうか? 次の3つのポイントがあります。

①くるぶしの前(ピンク)は膝裏(ひざうら)

くるぶしの前は、膝裏の硬さに対応します。


②くるぶしの下(オレンジ)はもも裏の真ん中あたり

くるぶしの下は、もも裏の真ん中あたりに対応します。


③くるぶしの後ろ(茶色)はそれ以外

くるぶしの後ろはそれ以外の場所に対応します。

ハムストリングスをゆるめる方法

それぞれのポイントを整える(疲れをとる、皮膚の引っ張られ具合を直す)ことで、ハムストリングスをゆるめることができます。
これらのポイントを整えてハムストリングスをゆるめるには、『外くるぶしの皮膚を前後に引っ張る』のがお勧めです。

押さえる強さは、押し付けすぎないくらいで、皮膚の奥を引っ張るように前後に動かすのがポイント。

対応エリアは分かれていますが、全部のポイントをまんべんなく整えることで、ハムストリングスの硬さがスーッと取れやすくなっていきます。

長座でハムストリングスのストレッチをする前に、外くるぶしの下をほぐしてからやるのがオススメ。毎日続けることでハムストリングスの硬さがとれてきますよ^^

ストレッチしてもハムストリングスの硬さがとれないときは、試してみてください。


まとめ

ストレッチしても、ハムストリングスの硬さがとれないのは、別のところをかばってハムストリングスが硬くなっているから。

その隠れた原因の1つは、足首の外側。 外くるぶしの下に疲労がたまると、アライメントのズレや連動する筋膜に引っ張られる形でハムストリングスに硬ささがでる。

ハムストリングスの対応ポイントを整えることで、ハムストリングスの硬さをゆるめることができる。

ぜひ、明日からのレッスンで活かしてもらえれば嬉しいです。


P.S.
もしハムストリングスが硬くて困るシーンが前屈するときなら、そもそも前屈をしやすくする方が近道です。

柔らかい人が前屈するときやってること