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気をつけたいハムストリングスのケガ|4つの原因と対処・治療

バレエ ハムストリングス 怪我

ここのところ、ハムストリングスのケガでいらっしゃる方が多いです。
「発表会前で気合いが入り過ぎて(×_×;)」「ストレッチし過ぎて…」など起こり方にはいくつかパターンがあります。

そこで、今回はハムストリングスの怪我について、よくみる4つの原因と対処・治療について紹介します。
 

よくみる4つの原因

 
1.冷えた状態でのストレッチ
実は、ストレッチのし過ぎで傷めるケースがあります。その場合、考えられるのがコレ↑。
皮膚が温まっても筋肉の深い部分が温まっていなかったり、汗をかいた後で冷えているときにストレッチを勢いよくやると起こります。

2.股関節を使うテクニック
グランバットマン、パンシェアラベスク、2番に脚を上げたときなどに起こりやすいです。

3.体重が後ろにかかった状態で動かす足を上げたとき
2.と関係します。体重が後ろにかかったときに骨盤を支えきれないことが原因です。
骨盤をしっかり保たないと、股関節まわりがうまく使えません。ハムストリングスの上側が無防備になるのでケガしやすくなります。

4.ターンアウトし過ぎ
ターンアウトのし過ぎで、内側のハムストリングスに負担がかかります。この負担は、外側のハムストリングスを使えなくします。そのため、急な動きに外側のハムストリングスが対応しきれずケガしやすいのです。
 
 

対処・治療は?

□腫れ・熱感がある ▶ 腫れてる部分を冷やします

□腫れがおさまったら
(1)痛みをとる ▶ 鍼(吸い玉)、超音波、干渉波
超音波や干渉波は整形外科や接骨院などで受けられます。
(2)筋トレ(リハビリ的に少しずつ)
(3)テクニックの見直し

特に気をつけた方がいいのは「ハムストリングス上側」のケガです。上側のケガは治療に時間がかかります
あと、
・痛みが長期間続く(3ヶ月以上)
・慢性的
・しょっちゅう再発する
場合は、治療と平行して(3)のテクニックの見直しが必要です。体の使い方に問題があるとやはり治りません。
 
 
ハムストリングスのケガは、ダンサーさんにとってかなり痛手です。(治療期間や、その後のリハビリなど)
なるべくケガをせずに踊れるよう、体を大事に使ってあげてください^^

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