床を押す。
バレエにおいては、ふくらはぎを余分に使わないために重要なことのようです。軸改善に使っているツボがここで役立つようで…
———————————
こんにちは。島田です。
当院では、仕上げに姿勢改善のツボを使っています。
このツボに鍼をしてしばらく立っててもらうんですが、そうすると、ゆらゆら揺れながら自分の正しい位置がそろっていくんです。
特殊な使い方なので、最近までなぜ効くのかが曖昧でしたけどね^^; バレエの「床を押す」動きがヒントになりました
■床を押す
バレエは大きく分けて6つの使い方(「伸ばす」「締める」「回す」「上げる」「下げる」「押す」)があるようです。※
床を押すという動きは、
・足裏と膝から下で床を押す
・足裏はグラグラしちゃダメ
・指は浮かないように足裏全体で押す(でも土踏まずはつぶさない)
という基準があるみたい。
■ツボに鍼をしたときに起こること
このツボに鍼すると、
・膝が伸びやすい
・足がびったり地面につく
・片足立ちしたときに足裏の筋肉を意識しやすい
という感想をいただきます。
上にある「床を押す」とちょっと似てませんか?本でこの言葉を見つけたときには「あ、やっぱりこういう表現あるんだ(^-^;)」と思いました。みんな感覚でいうからさ
実は「伸ばす」「上げる」にも効果があるみたいなんですが、「床を押す」に関する感想が一番多いかな?
このツボがアキレス腱にあることも影響していると思います(腱には長さをはかるセンサーがあるので)。
まとめるとこんな感じです↓
アキレス腱のセンサーから脳に情報が届く(今この長さでいいんじゃない?みたいな)
↓
脳で姿勢の細かな調整
(アキレス腱がこの長さなら、頭や腰はこの辺で、首はもう少し後ろの位置かな?みたいな)
↓
「押す」「伸ばす」「上げる」がしやすくなる
↓
結果、キレイに動ける
↓
脳で姿勢の細かな調整
(アキレス腱がこの長さなら、頭や腰はこの辺で、首はもう少し後ろの位置かな?みたいな)
↓
「押す」「伸ばす」「上げる」がしやすくなる
↓
結果、キレイに動ける
大地にビタッと立てるようになることで姿勢改善につながるんです。
ツボの面白さですね〜^^
※参考文献
バレエの筋肉、使えてますか?/クロワゼ・バレエレッスンシリーズ2