こんにちは。島田です。
バレエ用語って感覚的な言葉が多いので、捉え方によってはドツボにハマって動けなくなることも。
あなたもそんな経験ありませんか?
例えば、『引き上げ』。
これ、間違って捉えると、お腹も背中もゆるんじゃいます。
引き上げの役割
『引き上げ』には2つの役割があります。
1)体を長く伸ばすこと
2)重心の位置を高くすること
そうすることでより動きやすくするんですね。
体を伸ばすってアバウトなのでもう少し具体的にいうと
背骨を尾てい骨から首の一番上の骨にかけて長くすることです。イメージで言うと、背骨が上下にスーッと伸びてく感じ。
これができてると、骨盤(前)と膝が自然に引き上がります。腹筋や前ももに必要な力が入るので、安定するんですね。
引き上げるためには引き下げる
ある程度背骨の感覚がわかるときは腰椎を伸ばしてみてください。ココが一番意識しやすいです。
このとき、引き上げたいから上に伸ばしたくなりますよね。残念、実は逆なんです。腰椎を下に伸ばすことで引き上がります。
腰椎を下に伸ばすと、背骨の弯曲が小さくなるので背骨が持ち上げられた感じになります(背が高くなった感じ)。上からつり下げられた感覚で軽くなり、いつでも動ける態勢になれるんです。
あなたがもし引き上げようとして腰を持ち上げてつまるなら、まずは下げてみてください。かえって持ち上がりますよ^^