知るだけでレッスンの効果が上がる3つの秘訣

足の付け根の痛みとトゥシューズの大きさ

バレエ 足の付け根の痛み トゥシューズ

こんにちは。島田です。

先日、『足の付け根が痛い』というダンサーさん(Aさんとします)を治療したときのこと。バレエを踊っていて足を上げるときに足が重くて痛いということでチェックしました。

股関節は問題なく、足の付け根の前側がかなり固まってる感じ。腸腰筋と足の疲労によるケースが多いのでまず足の治療からしてみたらパッと上がりました。

「トゥシューズのサイズ合ってますか?」と聞いたところ、前回トゥシューズを買ったときに・・・

 

店員:「左右で1サイズ(靴でいうと0.5くらい)違うので右と左でそれぞれピッタリのサイズのシューズにした方が良いですよ」

Aさん:「え?(2足買うの?)」

店員:「・・・。」

 

というやりとりがあったとのこと。あなたにもこんな経験ありませんか?

コレ、店員さんとしては2足買ってもらおうと(まぁしてたでしょうけど・・・^^;)したわけじゃありません。トゥシューズのサイズが合わないと、問題が起こるので提案してくれたんですね。

 

トゥシューズが合わなくて起こること

 

①サイズが小さいと…

・外反母趾を起こしやすくする

・親指を痛めやすい

②サイズが大きいと…

・余ってる部分で足が動くので余計な疲れが増える

・足がつりやすい、ふくらはぎが疲れやすい

・ポワントで立つときにバランスが取りづらい

などなど、どっちにしてもあまり良いことありません。小さいと指が痛いので、トゥシューズが小さいケースは少ないです。多いのはサイズが大きいケース。今回のように足の付け根が痛い原因になったりします。

 

左右の足に合わせてトゥシューズを履きましょう

 

ちょっともったいない気持ちもわかります^^;2足買うのはね…。

でも、足の付け根のケガや痛みがそれでかなり防げるはずです。練習いっぱいしたい人には許せる範囲じゃないでしょうか?