【よくある5つのバレエの悩み】3つのステップで親指とつながる部分をまとめて整える

ツボのプロが使う、ハムストリングの硬さをとる方法

こんにちは。島田です。

あなたは踊っててこんな経験ありませんか?

バレエを踊っていて、ハムストリングスの硬さに困った経験ありませんか?もしかしたら、「このガチガチのハムストリングスをなんとか柔らかくしたい…」と思ったこともあるかもしれません。


実際、ハムストリングスが硬いと、反り腰や骨盤がタックインになりやすかったり、反跳膝(はんちょうひざ)で床が押しづらいせいで猫背になりやすかったりと、色々な問題を起こします。


そこで今回は、ツボのプロ(鍼灸師)が鍼治療で使うツボのなかから、セルフでも使いやすいものを3つ選びました。それぞれ、使い方に特徴があるので、ご自身に合うものを採用してください。


ハムストリングスを柔らかくする3つのツボ

「ハムストリングスをストレッチしても効果がなくて…」という方の場合、そもそもハムストリングスをしっかり伸ばせる状態でストレッチしていなかったりします。


そこで、上半身を安定させてストレッチしやすくするものと、体のつながりを活かしてもも裏をゆるめるツボを紹介します。

ハムストリングスゆるめる方法

ツボ①手三里(てさんり)

どんな人向け

デスクワーク、肩が上がりやすい、肩こり、肩甲骨が外に、足を伸ばして座るのが苦手。

ツボの場所

肘を曲げてできるシワに、薬指がくるように指を三本おく。人差し指で押さえてる部分がツボ。

ハムストリングス 柔らかくするツボ 手三里

このツボが効く理由

ハムストリングスのストレッチをするときに、肩甲骨から骨盤のテンションをキープする。


これは、肩甲骨の位置をコントロールすることに関係があります。

肩甲骨と骨盤は、リンクして動きます。肩甲骨が外に広がると、例えば広背筋(こうはいきん)のように、肩甲骨と骨盤までつながる筋肉が使いづらくなります。


すると、ハムストリングスをストレッチするときに上体を保てないので、お尻が後ろに押し出されます。お尻が後ろに押し出されると、坐骨が下がってハムストリングスが縮んでしまうので、ストレッチしづらいんですね。

セルフで使う場合は

このツボを押して、肘に向けて持ち上げながらハムストリングスのストレッチをするのがお勧め。このとき、人差し指を伸ばしながらやるとさらに効果的です(後述する二間、三間を参照)。


ツボ②二間・三間(じかん・さんかん)

どんな人向け

デスクワーク、肩が上がりやすい、肩こり、肩甲骨が外に、足を伸ばして座るのが苦手

ツボの場所

人差し指のつけねにあるツボです。これらのツボ自体にハムストリングスをゆるめる効果があるかというと、正直微妙です。

このツボが効く理由

バレエの手の使い方(人差し指が伸びてる方が体幹を使いやすい)


では、なぜハムストリングスを柔らかくするツボにいれたのか?それは、バレエの手の使い方に関係があります。バレエでは、人差し指を曲げずに体を動かします。

これは、手の人差し指が曲がっていると、ハムストリングスが伸びにくいからです。試しに、人差し指を伸ばした場合と曲げた場合で、バットマン(足を伸ばして前に振り上げる)した時の足の重さやハムストリングスの伸びをチェックしてみてください。裏側を使って足を上げている場合は、人差し指を伸ばしていた方が足があがりやすいはずです。


最近は、スマホやデスクワークの影響で、右手の人差し指が曲がりやすく、結果としてハムストリングスが使いづらいことが多いです。

セルフで使う場合は

この関節のツボをマッサージしたり、人差し指を伸ばしたままハムストリングスをストレッチすることで、もも裏の張りをゆるめることができます。

オススメは、二間のあたりをつかんで、三間に押し付けながらやることです。この方が効果UPします。

ハムストリングス 柔らかくするツボ 三間 ストレッチしながら使う

ツボ③申脈(しんみゃく)

どんな人向け

体の後ろ側(脊柱起立筋、ハムストリングス)が使えていない、外側体重になりやすい。

ツボの場所

このツボは、外くるぶしの真下にあります。

このツボが効く理由

体のつながりを利用する


ここは、東洋医学では足の太陽経(あしのたいようけい)という、体の後ろ側を通るルートのツボです。また、運動調整を行う陽蹻脈(ようきょうみゃく)というルートのツボでもあります。


外側体重などで、外くるぶしに疲労がたまると、このツボのあたりがつまるので、ルートでつながっている部分(体の後ろ側)も硬くなりやすいです。


ここを解放(リリース)してあげることで、連動して硬くなってしまった部分(ハムストリングスや脊柱起立筋など)をゆるめます。ちなみに、鍼をするときは、距骨(きょこつ)という足首の骨を動かしやすいようにうちます。

ハムストリングス ゆるめるツボ 筋膜

セルフで使う場合は

外くるぶしの下の皮膚を前後に引っ張ることで、ハムストリングスをゆるめることができます。(参照:ハムストリングスが硬い意外な原因と対策


まとめ

今回の話をまとめると、

ハムストリングスをストレッチしても硬いのは…
そもそもハムストリングスを伸ばせる体勢でストレッチしていないから。上半身を安定させたり、体のつながりを活かすことで、ハムストリングスを伸ばしやすい状態でストレッチしたい。


ハムストリングスを柔らかくする3つのツボは…
①手三里(てさんり)
②二間・三間(じかん・さんかん)
ツボを押さえながら関節に押し付けてハムストリングスをストレッチする

③申脈(しんみゃく)
ツボのある皮膚を前や後ろに交互に引っ張りあってゆるめる


ぜひ、明日からのレッスンに活かしてもらえば嬉しいです。


ハムストリングスをゆるめたい理由が、そもそも前屈しづらいことにあるなら前屈しやすくした方が早いです。

体が柔らかい人がやってること 前屈