肩甲骨や股関節がどうもひっかかりやすい。
そんなときにチェックするといい基準があります。
その基準は前屈のしやすさです。
前屈のしやすさで肩・股関節チェック
やり方は簡単。
肩甲骨を前・後に回して前屈しやすい方を確認するだけ。前屈しやすい方があなたのタイプです。
(1)前に回してみる
前屈
↓
肩甲骨を前に回す(3回)
↓
前屈
前屈
↓
肩甲骨を前に回す(3回)
↓
前屈
(2)後ろに回してみる
前屈
↓
肩甲骨を後ろに回す(3回)
↓
前屈
前屈
↓
肩甲骨を後ろに回す(3回)
↓
前屈
(1)、(2)どちらの方が前屈しやすいかで、肩(肩甲骨)や股関節の使い方のクセがわかります。
(1)のように肩甲骨を前にまわして前屈しやすいダンサーさんは、肩も股関節も内側にもってきた方が動きやすいです。
(2)のように肩甲骨を後ろにまわして前屈しやすいダンサーさんは、肩も股関節も開いた方が動きやすいです。
これは体の使い方のクセなので、そのクセに合わせて肩や股関節を使った方が動きやすいし、ケガも少なくなります。このクセ自体を直そうと思っても直りません。
練習前のストレッチで肩回しをしているなら、ぜひあなたのタイプにあった方向に回してみてください。
バランスは取りやすく、脱力しやすくなるはずです。