バレエでバランスとるのは難しいですよね。片足で立つときは特に。
なかなかうまくいかないとお悩みのダンサーさんもいらっしゃいます。
でも、実はこれ体の使い方を整えることで改善するケースが多いです。ポイントは自分にあった軸の使い方φ(. . )
ダンサーさんによって取りやすい軸の位置があります
当院では体の使い方で軸を4つに分けて整体や鍼灸治療をします。
今回はシャッセなど平行ですぐ伸び上がる動きが苦手なダンサーさんのケースを紹介します。
●片足で立つ時意識すると良いポイント
このタイプのダンサーさんが片足で立つ時、揃えるのは【肩ー腰(股関節)ーかかと】です。
【みぞおち】と【膝】がわりと自由に動かせる(ここでは軸をとらない)ので、これで微調整すると、片足でも楽に立てます。
●軸を揃えるときに邪魔になる部分を整える
このダンサーさんの場合、左は立ちやすいけど、右はふらついてしまうとのこと。
問題は腰(大腰筋)でした。
腰に問題があるせいで、本来軸として使わない膝でバランスをとろうとしてふらついていたようです。腰の治療をすることでスッと立てるようになりましたよ^^
また、みぞおちの疲労が溜まっていたせいで肩が上がっているのもバランスが悪い原因でした。
よく「みぞおちは固定しないといけない」と注意されるそうですが、それはその教わっている先生がみぞおちを軸に動くタイプのダンサーさんだから。この方の場合はみぞおちを固定すると軸が迷子になってしまうのでなかなかうまくいかなかったんです^^;
バランスがうまくとれないケースの中にはこういう体の軸を揃えることであっさり立てることもあります。練習しててもなかなかうまくいかないときは、体の使い方を見直してみては?