こんにちは。島田です。
前回、ピルエットで上半身が安定しないときの問題点についてお話しました。肋骨の使い方がカギだったわけですが、今回はその先に出てくる問題についてお話します。
そう、「ピルエットで顔がつかない」問題です。
先日、肋骨調整したダンサーさん、今回は「ピルエットで回り過ぎる(止まれない)」とのこと。ダブルでそのままいけばいいんだけど、シングルで止めようとすると、顔が正面に来たときには体はもう次の回りに入っちゃってるんです。
軸はOK。上体も安定。では何が問題か?
問題は、目の動きにアリ
ピルエットでの顔の動きは、
・頭が正面を離れるギリギリまで正面を保つ
・戻ってくる体に対してはすぐに焦点を合わせる(ように軸を合わせる)
・戻ってくる体に対してはすぐに焦点を合わせる(ように軸を合わせる)
のがポイント。
このとき、焦点を合わせるのが遅れると、上体の回転が行き過ぎちゃうんですね。
さて、テストです。
目線を右上、左上にやってみてください。
あなたは、どっちがやりづらいですか?やりづらい方が回りづらいはずです。
目線に左右差があるのは、眼の筋肉が疲労しているか、クセで偏りが出てることが多いです。
眼筋ストレッチして左右差を減らしてください。
ピルエットで顔がついてくるようになりますよ^^
PS
あ、冒頭のダンサーさんは、ちゃんとキレよく止まれてクルクル回れるようになりましたよ^^
PPS
ちなみに、目線の偏りも軸も整えてピルエット回りやすくしたいなら、コレ、おススメです。
↓
バレエを1mmでも上手く踊りたい人向けの施術