こんにちは。島田です。
あなたは、ターンアウトするときにどこ意識してますか?股関節といいながら…実は足先を揃える方に意識がいってたりしますか?
膝をちょっと曲げながらターンアウトするときはちゃんと左右揃ってるのに、膝を伸ばしてターンアウトすると全然右がいってないってことありませんか?
それは、股関節が回らない分を膝をねじってカバーしているからです。形が揃ってるように見えるので、つい頑張っちゃいますが、膝を痛める原因になります。
内側からキレイなターンアウトをしたいなら、あなたが意識するのはこの辺りです。
筋肉には大きい筋肉から動かすという性質があります。お尻の奥の方を回そうと思っても、先に大きい筋肉(外側)が動いてしまうんです。なので、一生懸命内側から回そうと思っても外側からしか回せません。股関節も動きません。が、それ以前にもっと根本的な理由があります。
ターンアウトする筋肉にいく神経と、外側の筋肉にいく神経は別物
内側の太ももには内転筋と言う筋肉があります。ターンアウトするときはこの筋肉を使ってやるんですが、実は、お尻の奥にあるターンアウトに必要な筋肉と内ももの筋肉は同じ神経でつながっています。
その神経とは、閉鎖神経(へいさしんけい)です。同じ神経でつながっているので、内股を意識するとちゃんとその筋肉(外閉鎖筋というお尻の奥の筋肉)も使えるようになるんです。
ちなみに、外側のお尻の筋肉は坐骨神経(ざこつしんけい)です。通ってる神経が違うので、ここを使ってるうちはいくら意識しても内から回せません。
内ももを使ったターンアウトができると何がいいの?
内側の筋肉を意識してターンアウトできると、いわゆる本来のターンアウトができます。
膝を無理矢理ねじなくてもいいし、余計な力が入らないのでプリエもやりやすいです。そして、何より踊りやすい。
先日、大人バレエの方に、内側からターンアウトできるようにしたら、『ポワント降りたくなかったけど、曲が終わったから降りた』って言うくらい気持ちよく踊れたそうです。
最初はなかなか大変かも知れませんが、あなたも内ももを意識してきれいにきれいなターンアウトに挑戦してみてください^ ^
PS.
なぜこの方はここまできれいにターンアウトできるようになったのか
その秘密はこのコースの2回目にあります
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バレエの動きを良くする鍼灸整体