【よくある5つのバレエの悩み】3つのステップで親指とつながる部分をまとめて整える

軸や体幹を強化するバーの持ち方

 

こんにちは。島田です。

今回は『軸や体幹を強化するバーの持ち方』についてお話します。

これは、バレエをやってる人が、柔軟性を上げたり、体幹や軸を育てるときにやっていることです。

たった2つのポイントを意識するだけで、軸がブレにくくなります。

なぜなら、肘がいい位置に収まることで、肩甲骨や脇の筋肉が使いやすくなるからです。

「私バレエやってないよ」って人でも、体幹を強化する上でヒントになると思いますので、ぜひご覧ください。

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バーレッスン=踊るための体づくり

 

まずは、「バーって何ですか?」って人のために、バーについて簡単にお話します。

バレエでは、バーレッスンといって、こういう棒に手を添えて体を支えながら踊りで使う動きをやっていくレッスンがあります。

片方の手は、バーをサポートにして体幹を支えます。
もう片方の手は、足を動かすガイドとして使います。

こうすることで、体幹と手足をつなげて使う練習や、いざ踊る時のバランスを強化していくんですね。

「いや、棒に手を添えるだけじゃん。こんなんで何が違うの?」って思うかもしれませんが、持ち方1つで体幹や軸を育てる効果って全然違ってくるんですね。

そこで、このバーがきちんと持ててるとどんなメリットがあるのか、逆にNGな持ち方の場合はどんな状態になるのか、お話してから、上手い人が踊りやすくするために自然とやっている力の入れ方を、2つのパーツに分けて解説します。

バーの持ち方でこんな影響(デメリット・メリット)

バーの持ち方が悪いデメリット

バーレッスンをしているとき、バーをがっつりつかむと注意された経験ないでしょうか?

これは、見た目の問題もあるんですけど、そのままでレッスンを進めていくと、いざ踊るときに踊りづらくなるからなんですね。

たとえば、
・体幹が弱くてグラグラするとか、
・肘が下がってるって注意されたり、
・股関節がつまったり、
・膝が曲がりやすくなったり、
・「肩を下げて」って注意されても下げるための筋肉が使えない
といった、色々な問題がでてきます。

バーの持ち方がいいメリット

逆に、きちんとバーが持てていると、
・脇や肩甲骨の下が使いやすくなるので、肩が下げやすい
・猫背にならず背中が綺麗
・足が伸ばしやすくなって、膝の注意が減る
・お腹や内ももなど、内側の筋肉が使いやすい
・片足で立つときのバランスがとりやすい

といったメリットがあります。

つまり、身体の可動域を上げていったり、柔軟性を上げるためには、バーを助けに使えるようになっておくとスムーズにいくんですね。

うまくいかない2つの原因

 

でも、「ちゃんと手を添えるように持ってるけど、そんなにうまくいかないよ」って人もいると思います。

その原因で共通しているのが、2つあります。

1つは、肘があちこち動くこと
もう1つは、ちょっときつい体勢になると小指が離れてしまうこと
です。

この2つのせいで、脇と肩甲骨が体幹を支えられずに、軸がブレて体がグラグラしたり外側の筋肉が硬くなったりしちゃうんですね。

たとえば、肘の位置が自分の体より後ろにあると…、

肘が勝手に動いて体を支えづらいので、後ろ重心になったり、グラグラしやすかったりします。

これは、「足を前には伸ばせるけど、後ろに伸ばしづらい」ってタイプに多いですね。

肘がいい位置に収まって、肩甲骨や脇が安定する持ち方

 

「じゃぁ、この2つの問題をどうやって直したらいいの?」ってことなんですが、

肘がいい位置に収まって、脇や肩甲骨が安定する持ち方があります。

やり方は簡単です。
①少し手前に手を添えて
②その手を離さずに手首を後ろに持っていこうとするか、小指を巻き込むようにしていく
だけです。

この持ち方をすると、肘が勝手にいい位置に収まります。

「え?そんなんでいいの?」って思いますよね。

やってみるとわかりますけど、慣れないと意外とステップ②の「手を離さずに…」ってところが難しいです。

身体の内側の筋肉が使われてるので、
・手首を後ろに持っていってるとか
・小指を巻き込むようにしていく
のって、見た目ではわかりにくいと思います。

見た目で見えやすいのは肘が前に移動していく部分ですが、これは肘を動かしてるわけじゃないんです。

このバーの持ち方をするときに脇や肩甲骨の下側の筋肉が使われて二の腕がしぼられた結果、肘が動いて見えるんですね。

 

肘がコントロールできると軸や体幹も強化される

この手順でもつことで、どうなってるのか図で見てみましょう。

二の腕が絞られて肘が勝手に動きにくくなるので、肩甲骨の下と脇を使われて、体のサイドが安定します。

また、お腹と内ももの筋肉の連動がしやすくなって、

その結果として軸足が安定しますし、
足も伸ばしやすかったり、膝が曲がりにくくなるんですね。

この状態でバーレッスンの動きをやることで、関節はより動きやすく、筋肉は伸ばしやすくなります。

踊っていて、体幹が弱くてグラグラするとか、体が硬くて足が上げにくいなという場合は、『バーを持ってる方の肘がブラブラ動いてないかチェックする』ところから直すとスムーズです。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?

バーを持つときに
「手を添えるようにもつ」とか、「肘が持ちあがっちゃダメ」とか、「支えにして寄り掛かっちゃダメ」って言われたことはあるかもしれません。

理由は、見た目だけじゃなくて、きちんとした形を保つことで、
・軸足が安定して動かす方の足も伸ばしやすくなるとか、
・膝が曲がりにくくなる
・お腹や内ももが使いやすくなる
といったメリットがあるからなんですね。

とはいえ、こういう細かいところまではなかなかレッスン中に言葉で伝えるのが難しいので、「目で見えやすい結果」の部分を注意されることが多いんです。

やり方は
①少し手前に手を添えて
②その手を離さずに手首を後ろに持っていこうとするか、小指を巻き込むようにしていくこと
です。

そうすることで、肘がいい位置に固定されて、背中や脇に力が入りやすくなります。

レッスンでいきなりこの形をキープするのは大変だと思いますので、まずは自主練で試してみるところから始めてください。

バーレッスンハンドブックの本編では、持ち方のいちいち意識しなくても肩甲骨や脇が使いやすくなるセルフ整体も解説していますので、そちらをレッスン前にやってみるのもいいかもしれません。

では、ここまでご覧いただきありがとうございました。

また次回お会いしましょう。