知るだけでレッスンの効果が上がる3つの秘訣

【症例】グランバットマンで太もも痛い

こんにちは。島田です。

グランバットマンで太もも(ハムストリングス)が痛くなるときは、
・ハムストリングスそのものに問題があるケース
・別のところに問題があってハムストリングスがかばって痛いケース

があります。
後者の場合、原因解決せずにハムストリングスを緩めるとかえって痛みが増すこともあるので注意が必要です(-_-;)
今回の症例はまさにその後者のタイプでした。

症状

右側ハムストリングスが、

・グランバットマンで痛い
・ストレッチしても全然硬さがとれない

ということでした。

実はこの場合、痛みより、ストレッチしても硬さがとれないことのが問題です。
 

なぜ、ストレッチしてもハムストリングスの硬さがとれないか?

ストレッチをうまくできない方(初心者さんなど)の場合はうまく伸ばせてないのかな〜ってこともあります。が、今回の方は相当踊ってきている方でしたので、それはありません。

この場合、硬さがとれない原因は…

(ハムストリングスを硬くして)他の場所の故障をかばっているから

ということが多いです。
 

治療の要はまず体幹から

背中のズレからチェックしたところ、やはり疲労のたまりすぎで体幹が機能してませんでした^^;これではストレッチしても伸ばせません

まず背中のズレを修正。
背骨調整
立ってもらうと、それだけで右のバットマンはOKでした。
左の方は痛むとのこと。実は本当に痛いのは左のハムストリングスで、右はそれをかばって変な軸になって出ていた痛みだったんですね。

左のハムストリングスの痛みをとることで解決しました^^
 

まとめ

ついつい痛いところに注目してしまいますが、原因は別にあるケースって結構多いです。
ハムストリングスの痛みの場合、ストレッチして硬さが全然とれないときは要注意。別の故障が隠れているかもしれません。体の声に耳を傾けてみてください。

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