こんにちは。島田です。
先日クライアントとお話していたときに、
「あばらを締めるイメージと背中を広く使うのが別々になっちゃってうまくいかない…」
「あばらを閉じるイメージが、私が思ってるのと教室の先生が思ってるので違ってた…」
という意見を聞きました。
そこで色々聞いてみると、意外な落とし穴が…^^;
もしかしたら、あなたもそこで引っかかってるかもしれません。
そこで今回は、あばらを締めるイメージ(+背中を広く使う)についてお話します。
バレエであばらを締めるときのイメージ
あばらが閉じにくい理由の1つ
それは人によってイメージしてることが違っているということです。
日本語って便利なので、「あばらを締める」と一言でいっても、
『腹筋を固めて使う?』
『手で横から脇を押さえつける感じ?』
『肋骨をガバッと開いたり閉じたりすること?』
と、その人なりのイメージになりますよね?
なのでアドバイス通りにやったはずなのに、上手くいかないなんてこともあります。
そしてさらに…
「あばらは締めて背中は広く」と直されたりしたことありませんか?
たしかにその通りなんですが、上で述べたような状態でコレをやろうとすると、『顔や肩が前に』行ってしまいます。
あなたも、先生から脇を押さえられて直されたときに、「すんごい前重心になるな…」と思った経験ありませんか?
これは、あばらを締めるときのイメージが先生とズレてるときによく起きます。
あばらを締めるイメージ法
では、あばらを締めるときにどんなイメージをもつといいのか。
私が現場でお伝えしてて反応が良いイメージ法を1つシェアします。
これは、背骨と肋骨を上から見た図。
ここから
体のなかにネジがあって、ネジを締めるイメージをしてあげてください。
そうすると、背中側は外へ、前側(肋骨)は内へ力が加わります。
これを両側でやると…
このように両側から、『背中が外へあばらは内へ』の力が入ります。
なので…
背中は広く使えて、あばらは締まるように使えるんですね。
まとめ
あばらを締めるといっても、横からグッと押さえつけたり、お腹を固めたりする必要はありません。
もしあなたが、あばらが開きやすいなと思ったら、体の中のネジを両側から締めてあげてください。
シンプルですが、あばらが締まって背中を広く使えますよ^^
できてるか確かめるときは足を上げたり、伸ばしたりする動き(バットマンとかタンデュ)がオススメです。