こんにちは。島田です。
あなたはバレエを踊っていてこんなケースになったことありませんか?
「ルルベでグラグラする…」
「ピルエットで回れない…」
「片足に乗れない…」
これらの原因はたくさんあります。
ターンアウトで床を押せてなかったり、
引き上げできてなかったり、
足裏使ってなかったり、
アームスの助けを借りてなかったり、
などなど、色々あるんです。なので、まずはこれらをできるようにしていく必要があります。…が、これらが全部OKでも、ココができてないとグラグラしちゃいます。それは…
目線の位置
初めは足元が不安でどうしても目が下にいっちゃいますよね?でも、目線が下に向いているとこんな感じに…
顔を下に向けなくても、目線を下に落とすだけで、後頭部と首のつなぎめが下に向きます。
頭が首に乗れてない(前にいく)状態で、顔の部分が重りになって、首より下はその逆のバランスをとるはめになり…
要するに、重心がズレます。
対策は?
シンプルに目線を上げること…ですが、これだけだとどうも身につきにくいようです。そこで次の3ステップで改善していきます。
①普通にルルベする。
このときのバランスを基準にします。
②普通にルルベした後、目線を下に移す。
目線を下にした途端、足がグラグラしてくるのがわかるはずです。
③目線を高くしてルルベする。
②より全然安定して立てるのがわかるはずです。
この3ステップで一番重要なのは②の部分です。
人間『こうすると良いよ』ってことばかりでもクセって直りにくいです。まず自分の現状を知って、『目線を下にすると、グラグラするんだ』っていうことを確認してからの方が直しやすいんですね。
グラグラ対策に目線を上げて歩きませんか?
今回の目線の話は、バレエを踊ってるときだけに限りません。実は、踊っていて目線が下にいきやすい人は普段でも目線を落とす傾向があります。
あなたの目線が下になりやすいなら、普段歩くときから意識的に目線を上げてみてください。頭も軽くなって歩きやすくなりますよ。もちろん踊ってるときのバランスも取りやすくなります^^