こんにちは。島田です。
「首をもっと長く!」
「首が短くなってる!」
って注意されることありませんか?
長い首は、バレエを踊る上で欠かせない要素です。
「でも私はもともと首が短いし…」
「それって骨の問題じゃないの?」
というあなた。
これは9割が勘違いです。
レントゲンで、首の骨(頚椎・けいつい)が短いという異常がみられるのは10%強。
それ以外の人は、頚椎に異常はありません。
つまり、9割近い人は首が短い原因が別にあるんです。
そのなかで多く見られるのは、肩甲骨の位置がおかしいこと。
首が短い≒肩甲骨が上がってる
首が短い本当の問題は肩(肩甲骨)が上がってることです。
肩甲骨の位置が高いと、顔と肩までの距離が短くなります。
それで首が短く見えるんですね。
これは、鏡の前で肩をすくめればすぐ再現できます。
肩甲骨の位置がおかしくなる原因には、
・緊張で肩がすくむ
・猫背で肩(肩甲骨)が前にくる
・座り姿勢が悪い
・側弯症
…などがあります。
これらの原因で、肩甲骨の位置が上や前にズレた結果、首が短く見えます。
逆に、肩甲骨の位置を正しく直せば、首は長くできる(見える)んですね。
バレエのレッスンで肩甲骨の位置を直すなら
これをバレエのレッスンでやるなら、ポールドブラの精度を高めるのが良いです。
まずは、ポールドブラをするとき、肩甲骨の位置(顔と肩の距離)にいつもより少し注意してください。
ポイントは、【頑張らないこと】です。
頑張ると緊張で肩がすくむので、肩が上がって首が短くなります。
「ふ〜ん。今は顔を肩はこれくらいの距離なんだな〜」と思いながらやるだけで十分です。
「距離を意識するだけなんて効果ないんじゃないの?」
という心配はいりません。
人間は【いったん目につきだしたことは直さないと気がすまない】性質があります。
なので、顔と肩の距離を意識し続けているうちに、気になって自然と修正するようになります。
結果として、首が長くなります(肩甲骨が下がって長く使えるようになります)。
今度のレッスンから、顔と肩の距離、気にしてみてください。
長い首へのスタートです^^