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プリエで膝が痛い原因と7つのチェックポイント

こんにちは。島田です。

「なんで、プリエする時、ドゥミは平気なのにグランで膝が痛いんだろう?…」「膝治療してるのに膝の痛みがとれない…」あなたはこんな経験ありませんか?

以前、プリエの出発点は足首じゃなくて股関節からという話をしました。そのときは、股関節の役割が大事だよ〜っていうのがメインでした。今日はその辺をもう少し具体的にお話します。

そもそもプリエの動きはどうなってるのか?そのためにはどこを注意しないといけないのか?よくみられるのはどこに問題あるのかチェックする必要があります。

なぜなら、あなたがプリエで膝が痛い理由につながるからです。
 

プリエの動きチェックポイント

ドゥミプリエ
(1)まずターンアウトできてるか?
(2)腰が落ちてないか?
(3)太もも(大腿四頭筋)が膝の方に伸びて膝下はリラックスしてるか?
(4)(3)をした状態でアキレス腱が伸ばせてるか
 
ここからグランプリエ
(5)踵が上がるときにアキレス腱や踵周りの筋肉を伸ばせてるか?
(6)(5)をした状態で足の甲(中足骨)に体重のせられてるか?
(7)つま先から息を吐くイメージでつま先伸びてるか?

プリエのどの位置(1〜7)で痛みが出るのかで、痛みの原因になってる動きを確認します。

原因のほとんどが、実は(1)です。
ターンアウトが不十分か、股関節が開いてるだけで内側が引き上げられてないせいで、太ももが伸ばせず膝が硬くなります。ドゥミまではそれでもいけるんですが、この硬い膝で体重を足の甲へ移そうとすると、足に乗せる前に膝が悲鳴を上げます^^;これがプリエで膝の痛みがでる正体。

腰が落ちるのもターンアウトの影響が大きかったりします。つまり股関節だけで開いちゃって内側が引き上げられてないと骨盤が寝ちゃって腰が落ちちゃうんですね。

もし、先生から「腰が落ちちゃってる」「もっとアンデゥオールして」って注意されてるならまずはターンアウトして股関節がきちんと動きやすい状態を作ってあげてください。それだけでプリエで膝が痛くなる確率はグンと減るはずです^^
 
 

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