股関節がカクカク鳴る。鳴るだけならまだしも内ももまで痛い(×_×||)こんなときありませんか?
今回は、鍼治療で効果的な部分を参考にして、この症状はどのあたりに問題があるのか紹介します。
バレエで股関節を開くときに【股関節がカクカク鳴って内ももが痛い】ときは2つに分けて鍼治療していきます。
1.内ももが痛いこと
2.股関節の引っかかり
内ももが痛い
多くは内転筋(内ももの筋肉)が弱かったり、硬くなっていたりします。練習中痛くても、休むと痛みが引いてくるので「あれ?治った?」と思いがちですので要注意。
内転筋の弱さを作る原因についてはこの記事でも紹介しています↓
内転筋の痛さを鍼で取る場合、一番痛い所と足のツボ(足の甲、親指が多い)を使います。
股関節が引っかかってカクカクする
ココは股関節を外に開くときに働く筋肉です。
わりと深い所にある筋肉なのでノーマークな方も多いですが、押すと冷や汗が出るくらい痛かったりします^^;
このタイプでは、パッセやグランプリエで痛みが出ることが多いです。
あと、軽くしゃがんでも大丈夫だけど、深くしゃがむと痛いときは要注意。
腰のインナーマッスル(大腰筋など)が硬くなっている可能性が高いです。立った状態で膝を90度に上げて痛かったらその前ぶれだと思って下さい。
鍼治療では、足首のツボやお腹のツボを使います。←腰の深い筋肉なので腰よりお腹のツボを使った方が効果的なんです。
まとめ
・股関節を開くとカクカク音が鳴る ▶ お尻の奥の筋肉が痛い可能性
・内ももが痛い ▶ 腰の奥の方が痛い、内転筋が硬い(痛い)可能性
鍼は
・お尻の奥の筋肉(梨状筋・りじょうきん)
・腰の奥に効くツボ(お腹・足首)
・内ももに効くツボ(直接・足の甲)
が中心です。
セルフケアする場合もこの3つに注意してみると、楽になってきますので自分はどのあたりに問題があるか確認してみて下さい^^