バレエで股関節が硬い意外な理由


こんにちは。島田です。

股関節が硬いといったとき、靭帯や関節そのもののが原因のこともありますが、実は意外な原因で硬くなってるケースもあります。今回はそんなお話。
 

股関節が硬いというと…

 
 
人によって、
「内側が硬い」
「外側が硬い」
という場所について硬さを感じていたり、

あるいは、
「開脚するときに…、スプリッツできなくて…」
といったポーズするときに硬さを感じたりと様々です。

でも、例えばこの図↓のように…
バレエで股関節が硬い意外な理由.004
『股関節が』というその股関節の位置がズレていて外側の筋肉を使っているために股関節が硬くなってしまうケースもあるんですね。
 
 

股関節が硬い意外な原因
マッピングのズレ

 

股関節の位置は?

 
 
股関節ってわりと外側のイメージありませんか?
でも、実際に股関節をアップで見てみると…
バレエで股関節が硬い意外な理由.005
股関節として動かしたいのは骨頭(こっとう)と呼ばれる部分です。
でも、外ももとお尻の間で触れる骨っぽいところ(大転子・だいてんし)も股関節として使おうしていることがあるんです。

これだと、外側の筋肉を使うので、股関節が十分動かせません。
結果、お尻の筋肉や外もも(腸脛靭帯・ちょうけいじんたい)を使ってしまい、股関節周りが硬くなってしまいます。
 
 

股関節は意外と内側(体の中心より)にある

バレエで股関節が硬い意外な理由.006

これはターンアウト(1番)を骨の位置がわかるようにしたものです。
これで見てもらうとわかる通り、股関節ってわりと体の中心にあるんですね。

この位置に股関節があるとして使うのと、先ほどの外側を股関節として使うのでは、使う筋肉も違ってきます。
なので…
 

意外と中心にあると
イメージするだけで動きも変わる

 
 
股関節が硬くて…と思っているなら、もう少し体の中心にあるとイメージして使ってみてください。
実際の細かい位置はわからなくても、『股関節って意外と内側にあるんだ』と思って使うだけでも違いますよ^^ぜひ

 

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バレエの5番でカマ足になるのを防ぐ方法。しかも簡単なやり方で。

こんにちは。島田です。

今回は、バレエで
・5番ポジションにするとカマ足になってしまう…
・足が内向きに入って股関節が開きづらい…
・親指が突っ張る…
という症状に対してカマ足を防止するコツをお伝えしようと思います。

あなたはバレエ教室でバレエをしていて先生からカマ足を指摘された事があるかもしれません。
この時に一生懸命股関節を開こうとするんだけれども、どうしてもカマ足になってしまったり、5番ポジションにした時に足が縦になってしまったりするかもしれません。

今回はそのカマ足を防ぐ方法をお伝えします。
カマ足を防ぐ方法は沢山ありますが、その中でも一番シンプルに出来る方法をお伝えします。
それは…
 

股関節を内旋しておくこと

 

解剖学的にカマ足を防ぐ方法です。
⓪足は肩幅に開いて膝を伸ばして片脚ずつ行います。
 肩幅に開いた時は足をパラレル、平行にした状態で行うと良いでしょう。
①まずは、かかとをつけたまま足首をフレックスします。
 そうする事によって膝が伸ばしやすくなり、股関節を外旋したり内旋したりというのがしやすくなります。
②この後で、かかとをつけたまま股関節を内旋(内回し)します。
③これを3〜5回繰り返す。
これだけです。
バレエ カマ足 改善
この方法を使う事によって、股関節の性質を利用して内旋を入れてあげて外旋しやすい状態をつくる事が出来ます。
 

股関節を開きたいのに内旋する理由は?

 

ここで「股関節が開かないからカマ足になっているのに内向きに内旋して大丈夫なのか?」という風に思うかもしれません…。

でも大丈夫です。

これは、野球のバッティングや、ゴルフのスイング、をちょっと思い浮かべてもらうとわかると思います。
あれって、一度体を逆に引いてから打っていますよね?
股関節を外に回すときも同じで、実は内旋(内回し)した方が開きやすいんです。

そもそも何でカマ足になるのかというと…。
最初から股関節を外旋しようとすると、この時に膝がゆるんで曲がりやすくなります。
よく膝が出っ張って曲がってしまうという意見があると思いますが、これは最初から外旋してしまっているからです。
バレエ 股関節 かま足
この状態から膝を伸ばそうとしたり、床を押そうと足を伸ばそうとすると…体重はあちこち外にかかったりして靭帯が引っ張られる感じになります。
膝がねじれて痛いので、足を伸ばして床を押しやすくしようとする為に股関節をニュートラルにもってこようと勝手にしてしまいます。
それで足首が内旋をして痛みを抑えようとする…この足首内旋、膝がねじれて痛い部分を補う為に足首が内旋しちゃっているのがカマ足の正体です。
 

先に内旋しておくメリットとチェック法

 

先に股関節の内旋を入れておくと…股関節を外旋、外に開いた時にニュートラルに入ります。
要は脚を真っ直ぐ使いやすい状態にここでなる、という事です。

この状態で開いていくと膝が曲がりにくいので、いざ股関節を開いた時に結果的に外旋出来る量が増えて股関節が開きやすくなります…これがこの方法を使うメリットです。
これ、出来ているかチェックしたい時は5番に入れて下さい。

最初は5番は入りづらいので親指が突っ張ってしまったり膝が緩んでしまうかもしれません。
この状態を確認してもらい、その後で脚を肩幅に開いてパラレルにした状態…平行にした状態で片足ずつ膝を伸ばして内旋を入れていきます。
 
その後で、もう一度5番に入れ直してみると上手くいっていれば5番が入りやすくなりますので一度試してみると良いと思います。
これが5番にした時に脚が内向きに入ってしまうのを防ぐ方法です。


今回のカマ足防止の方法をまとめます。
足首をフレックスしながら、かかとをつけたまま股関節を内旋(内回し)します。
方法はこれだけです。

解剖学的な性質を利用した方法で、条件だけ気をつけて行うだけでカマ足を防止する事が出来ます。
その条件は脚は肩幅に開いてパラレル(平行)にして行う事、膝を伸ばして片足ずつ行う事、そして出来ているかチェックしたい時は5番のやりやすさを、やる前とやった後で比べてみる事です。
これは簡単なので是非試してみて下さい。

是非、明日からのレッスンに活かしてもらえれば嬉しいです。
ありがとうございました。

 

 

バレエ 肩 下げる

バレエで肩を下げるシンプルな方法《最新版》

こんにちは。島田です。

バレエを踊っていて、先生から「肩が上がってる!」と注意されることありませんか?
そして、自分では下げてるつもりなのに「(肩が)下がってない」って言われたり…^^;

今回は、肩を下げるシンプルな方法について、
①体の連動を使うアプローチ(親指をしまう)
②解剖学的なアプローチ(そもそも肩が上がりにくい状態で使う方法)
をお話します。

①バレエの手を使って肩を下げる

まず、バレエで肩を下げるシンプルな方法について、体の連動を使った肩下げの仕方を解説したいと思います。
 
アンオーなどで肩が上がってしまったり、
自分では下げてるつもりだけれどもバレエの先生からは「そうじゃない」と注意されたりする経験があるかもしれません。
 
こんな時に肩を下げるようにする為、腕を下げたりする事があると思いますが…実際はそんな事をしなくても、きちんと肩が下げられるようになります。
その為に必要な動作が実はバレエにあるので、それを今回は解説していきたいと思います。
 

肩を下げる方法①親指をしまう

 
肩を下げる為に、体の連動を使って行える方法が…親指を(手首の付け根から)しまう、という事です。
これは教室によって「親指を出さないで」と注意されたり「手(の指)がキレイじゃない」という風に注意される事があります。
先生によって表現は違いますが、本質的な部分では同じ事を言っています。
 
この親指をしまう、という事ですが具体的にどの辺を動かせばいいのか?という事なのですが、
バレエ 肩を下げる
この赤丸がついている部分…親指というよりは手首に近いです。
この辺りを手のひらの中心に寄せる様に動かす事によって親指をしまう事が出来ます。
実際どこの骨を動かしているのかという事ですが…手首の付け根、親指の付け根にあるこの赤丸がついている骨の部分を、手首の中心に近づけるという事を「親指をしまう」という風に表現しています。
 
なぜ、この親指をしまうと肩が下がるのか?
 
実際に親指の付け根にある手首の骨、手根骨と呼ばれるものの一つなのですが、この骨が筋肉などに引っ張られて手首の中心に寄ると…連動して肩甲骨が背骨に近づきます。もう少し、立体的に言うと肩甲骨と肋骨が密着するようになります。
肩を下げる 肩甲骨
 
肩甲骨のズレと前肩になる理由
 
よく前肩という風に言われる事があると思いますが、これは肩関節そのものが前にあるというよりは、肩甲骨が肋骨をズルっと滑って前に来てしまって前肩になっているという事がほとんどです。
肩甲骨は肋骨の上を滑るので、肩甲骨が肋骨から離れてしまうと前に行ってしまいます。
なので、この状態で前肩になりやすいです。

今回の親指をしまう連動を使ってあげると肩甲骨が肋骨に近づいていきます。
よって、腕を背中から使いやすくする事が出来ます。結果として肩が下がる、下げやすくなります。
 
親指をしまうときによくあるNG
 
ここでよくあるNGなのですが、親指の付け根と言われた時…よく伝えたいのが、この辺をやる方がいらっしゃいます。
四の字みたいに指をグッとしまったりすると思いますが、ここではありません…わりと手首に近いこちらをしまってあげると親指がしまいやすくなります。
これは使う筋肉が違うので、四の字みたいに親指をしまっても先程の手首の骨ほど中に寄りません。
肩甲骨が寄りませんので、なるべく手首に近いところを寄せるイメージで使ってあげて下さい。
バレエ 肩を下げる 親指しまう
そうする事によって、手根骨と呼ばれるものが手首に寄ってきて、肩甲骨が下がります。
もしあなたが肩を下げたいなら親指を(手首の付け根から)しまうという事によって、体の連動を使って、肩甲骨を背骨に寄せて肋骨に近づけるという技を使い、肩を下げる事が出来ますので、是非試してみて下さい。
これはそんなに難しくはないです、最初のうちは踊っている最中は慣れなくて使えませんが、バーとか…後は自分で何もしない時にアンオーする時などは、これを行ってからやってみると背中を使っている感じが分かりやすいので、是非試してみて下さい。

続いて、解剖学的なアプローチです。

②解剖学的なアプローチで肩が下がった状態で使う

続いて、バレエで肩を下げる構造的なアプローチについて解説をしていきます。

解剖学や構造的なアプローチを使った方法で、そもそも肩が上がりにくい状態…僧帽筋といって肩の筋肉がもっこり盛り上がらないようにする方法について解説をしていきます。
 

肩を下げる方法②解剖学的なアプローチ

 
解剖学を使って肩を下げるポイントですが、腕を垂らした状態で行います。
①まずは二の腕を少し内側に回します…一応10度くらいと書いてありますが、角度は気にしなくて良いです。
ちょっと内側に回してあげると肘の緊張が取れるので、まず最初にこれを行います。

②それを行ったら今度は肘の下側を少し外側に回します。
どれくらい回したら良いかというと、人差し指を伸ばした線の上に肘の真ん中(注射するところ)が丁度人差し指を伸ばしたライン上にくるくらいです。
実際見た目にはそんなに動かしているようには見えません。
チェックポイントはこの人差し指を伸ばした線上に肘の真ん中がくるくらいで大丈夫です。

③これが出来上がったら、今度は手首を手のひら側に少し向けてあげて下さい。そうする事によって肩が下がった状態で腕が使いやすくなります。
腕の筋肉に余計な緊張が無い状態がこれで作れます。

ポイントは二の腕をちょっと内側にねじった後、人差し指の伸ばしたライン上に肘の真ん中がくるという事が重要です。
これをする事によって、肩を上げる時に余計な力が入らないので肩が下がった状態で動かしやすいです。
また、感覚ではなく目で見て位置をチェック出来るという事で失敗が少ないのもポイントのメリットです。
バレエ 肩を下げる 解剖学
ここでこんな疑問があるかもしれません

ここで、バレエを沢山踊っている方は疑問に思う部分があるかもしれません。
バレエ教室で先生にアドバイスされる時「肩は外側に回して、肘は前に持ってくる」と、注意を受ける事があると思います。
そういう風にしようと思った時、このやり方だと逆になるんじゃないか?と思う人がいるかもしれません。
一応、解説をしておきます。

腕を垂らした状態で一見、二の腕を内側に回してしまうと前肩になってしまうのではと思われがちですが、この位置を作ってから腕を上げてもらうと徐々に肩関節が外旋してくるので、結果的に肩甲骨が上がらない状態で回す事が出来ます。
手が軽く使えますので実際にやってみると良いと思います。
この状態で動かすと最初から肩を下げやすい位置で使う事が出来ます。
バレエ 肩を下げる 解剖学 2
まとめます…最初は二の腕をちょっと内側にねじってあげて、肘の緊張をとります。
なお、肘の緊張がとれているかですがこの時点で分からなくても大丈夫です。
その後、人差し指を伸ばした線の上に肘の真ん中がくるように肘を外側にねじります。
ここでのポイントは、人差し指と肘の位置が同じライン上にくるかどうかです。
それらをやり終わった後に、手首を手のひら側に少し向けてあげて下さい。
そうする事によって、肩が下がった状態で使いやすくなります。

フロアに出てからこんなに細かい事をやっていると恐らく時間が足りないと思います。
なので…バーを持つ前にこれをやって、確認してからバーを持って例えばタンジュをしたり、プリエをするというところから始めてみて下さい。
慣れてくると普段やっている手の位置よりもタンジュで足が伸ばしやすかったり、プリエで背中が引き上がって股関節が開きやすいというのが確認出来るようになると思います。
まずはこれを試してみて下さい。

是非明日からのレッスンに活かしてもらえると嬉しいです。
ありがとうございました。

肩下げる 肩上がる